俳優の教科書

俳優の教科書という本を読んでいるのだが、
やはりこの手の本は読むのが疲れる。

演劇に関する本は少なかったので、映画関連の本を買うことにした。

…が、教科書ではない。非常に今節丁寧に少し強めの口調で、

「俳優がエライと思うな、どれだけの人間が関わってるか思い知れ。ま…結局俳優の力にかかってるんだ、肝に命じておけ。」

ガンコ親父のツンデレ本なのだ。

ただ変に教科書はしていないので、現場ではどれだけ多くの人間が関わり、時間とお金がかけられているのか、俳優がどれだけ特殊で責任の強い仕事なのかという事がわかった。

この本を読めば読むほど「一人じゃ無理じゃね?」
と、一人劇という道を選んだ自分の浅はかさを恨んだ。

若い時に勉強しておけば…。

いつも思う。僕はマンガを読みすぎたのだ。
秘められた才能とか、努力せず得られる力なぞ存在しないのだ。

努力と勉強と機転の連続なのだ人生は、と思う。

趣味でやろうかなとサジを投げたくなるが、趣味で一人劇はできない。
だってめちゃくちゃ辛いもん!

だからやるんだ!やってやるんだ!

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