新しい新曲は『愛をなく鳥』

探偵ベニーの真実〜愛の起源
その最後に流す曲のタイトルが『愛をなく鳥』
今回の劇のテーマを変えた曲です。

愛をなく鳥はサビに歌詞がありません。
僕はサビでないています。

この作品には自分の恋愛論が込められています。
自分の恋愛論であまりあてにはなりませんが。

人は似た人を好きになります。
だから何人付き合っていようが、そこに価値なんてありません。自慢になりません。
ただその数だけを好きな人を傷つけただけです。自分を傷つけただけです。

恋愛の終わりに綺麗な終わりがあってはいけないと思ってます。
どっちかの愛が無くなるわけですから。それかどっちの愛も無くなるわけですから。

長ければ長いほど、情が湧いていて、その縁を全て断ち切るわけですから、円満に解決した時点でそもそも愛があったのか?と僕は疑います。

やっぱり恋愛の終わりは泣くんです。自分の大切な半身がもがれるわけですから。

そして恋愛の終わりに、自分の愚かさを反省するべきなんです。決して相手を貶すべきではないのです。

どんなに恋愛の最後が悲惨でも、一時期でも幸せな瞬間があったと思います。それだけを信じるべきだと思います。

書いた文章の全てが自分に言えるから。
だからいろんな意味で、僕はこの曲で愛を『なく』んだと思います。

僕はこの作品を最初サスペンスで描くつもりでしたが、この曲を作りながらテーマの焦点を『愛』に合わせて作りました。

今回の劇の最後を飾るにふさわしい演劇になったと思います。

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