夢も希望もない

俳優の本を見ると、夢も希望もない世界だと思う。
仕方のないことだ。

仕事だから!

基本的に映画も他の企業と変わらない。

映画という商品を作りますよ。うちの会社方針に合う客層を狙っていきますよ。おおよそ見込みでこれだけの売上立てますよ。

じゃあそういう脚本を作れる人を、この予算で出来る人に受注しますよ。

次に脚本という設計図を、実際に設計できる監督や演出家を呼びますよ。
その監督が持っている、交流のあるチーム、美術や音声など色々なスタッフを呼びますよ。

その脚本の中の役を実際に演じる役者を呼びますよ。

その役者を選ぶ基準は、たぶん大まかに分けて三つ。
演技力、知名度、仲良くやれるか。

希少性が高いほど出演料も高いですよ。

役者はクライアントの要望に応えた、もしくは要望以上の商品になり切りますよ。
自分という商品イメージを保つ為に、悪いことはしてはいけませんよ。

その商品を管理するのが芸能事務所ですよっていう。


僕はどこにも属してないし、コネクションもないし、ノウハウもないのに、突然独立して会社を建てようとしてるのだ。

しかも上のことを全部一人でやろうとしている。

無理だよ!

と、わりとやる気を失ってるこの頃。

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